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日歯メルマガ東京オリンピック・パラリンピックに向けて - 津曲

2017/06/05 (Mon) 10:27:33

東京オリンピック・パラリンピックに向けて
 日本歯科医師会副会長 柳川 忠廣

 費用負担をどうするかなど、東京オリンピック・パラリンピックの話題には
事欠かないが、実際には大会運営について未定の部分が多い。東京都が主体と
なるにしても、競技会場は多くの都道県にわたる。さらに直前キャンプまで想
定すると、かなり広域となり、各市町単位の対応もあり得る。他にも海外から
の観戦旅行者への歯科治療や、各競技団体への支援など、課題は多い。
 日歯では、東京都歯及び日本スポーツ歯科医学会などの関係団体とともに東
京オリ・パラ対策WGを立ち上げ、大会組織委員会とも連携しながら、短期集中
の議論で方向性を取りまとめた。すでに様々な動きがある中で、まずは歯科の
統一窓口となるヘッドオフィスを7月~8月にも東京都歯事務局内に設置してい
ただく。併せて、日歯に東京オリ・パラ歯科委員会を設置して、ヘッドオフィ
スからの要請に対応できるような体制を整備する。具体的には、▽選手村のポ
リクリニック開設▽競技会場への歯科医師派遣▽資器材の配備―などである。
ポリクリニックでは、スポーツ歯科のスキルを持ち、英語に対応できる歯科医
師が必要となるが、宿泊場所の確保が困難なことから、首都圏の歯科医師が主
体となるだろう。
 なお、年内にもイギリスからIOCの歯科担当者を招聘し、講演を予定してい
る。

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◆2◇ お知らせ ◇◆◇◆
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■“笑顔写真”募集スタート
 ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2017

 日歯は今年も「『いい歯で、いい笑顔』を日本中に。」をキャッチフレーズ
に、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2017(協賛:株式会社ロッテ)を開催
します。
 国民参加型として展開している「スマイルフォトコンテスト」では、歯と口
の健康週間の初日である6月4日(日)より、「とびきりの笑顔写真」の募集を
スタート。今年も写真家の浅井愼平氏を審査委員長に迎え、グランプリ1作品
並びに優秀6作品を表彰します。年齢や性別、プロ・アマを問わず、国内在住
であれば誰でも応募することができます。

 ◇「デンタルスマイル部門」新設
  会員や学生等から笑顔写真募る

 また、今回は応募数や歯科医師による参加の機会を拡大するべく、日歯会員
(従業員)やこれから歯科医師を目指す歯科大学・大学歯学部の学生等を対象
とした「デンタルスマイル部門」を新設。ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー
のキャッチフレーズ「『いい歯で、いい笑顔』を日本中に。」を実践している
歯科関係者による「オーラルケアの現場から生まれる笑顔」の写真を募り、表
彰します。新たな試みとして期待される「デンタルスマイル部門」に皆様の自
慢の1枚を是非ご応募ください。(詳細後日)
 応募期間は、一般向けのスマイルフォトコンテスト、デンタルスマイル部門
ともに9月22日(金)まで(到着分有効)。
 なお、最も笑顔が輝いた各界の文化人・著名人を表彰する「著名人部門」も
実施します。詳細については後日、お知らせする予定です。

◇オフィシャルサイト http://bestsmile.jp/
◇公式Facebook https://www.facebook.com/bestsmile.jp/
◇日歯国民向けHP http://www.jda.or.jp/
◇デンタルスマイル応募フォーム http://www.jda.or.jp/dentist/(近日公
開)

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◆3◇ JDAウィークリー ◇◆◇◆
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■「歯科保健医療充実に取り組むべき」
 民間議員による提言を評価
 ―定例記者会見

 日歯は5月25日、第18回理事会終了後に定例記者会見を歯科医師会館で開催
し、堀憲郎会長は、第8回経済財政諮問会議(5/23)において民間議員から
「国民生活の質の向上と社会面・産業面の課題解決に向けた社会保障制度改
革」と題した資料が提出され、その中で「歯科保健医療の充実」を図るべきと
の発言があったことを説明した。
 民間議員提出の資料では、3年前に日歯が社保審の医療保険部会に示した口
腔機能管理により各診療科で在院日数を10%以上削減することを示すデータが
引用され、「歯・口腔の健康と全身の健康との関連を示す様々なエビデンスが
明らかになっている。生涯を通じた歯科健診の充実、入院患者や要介護者に対
する口腔管理の推進など歯科保健医療の充実に取り組むべき」と提言された。
 これに関して堀会長は、「同会議で医療の充実、特に歯科医療が取り上げら
れることは稀であり、歯科界が長年発信してきたことが広く理解されつつあ
る。歯科医療の重要性が明確に議論されたことを歓迎する」と評価。また、
「平成30年度医療・介護同時改定を含めて、歯科医療政策に関する様々な提案
をしていく契機になれば良い」との考えを述べ、「歯科健診の推進」「口腔健
康管理の評価の充実」などについて政策提言していく姿勢を示した。

 ・平成29年第8回経済財政諮問会議(内閣府HP)
  【資料】
  http://www5.cao.go.jp/keizai-
shimon/kaigi/minutes/2017/0523/agenda.html
  【大臣記者会見要旨】
  http://www5.cao.go.jp/keizai-
shimon/kaigi/minutes/2017/0523/interview.html

  【議事要旨】
  http://www5.cao.go.jp/keizai-
shimon/kaigi/minutes/2017/0523/gijiyoushi.pdf

■歯科保健医療ビジョン取りまとめへ
 第4回歯科医師の資質向上検討会

 厚労省の第4回歯科医師の資質向上等に関する検討会が5月22日、厚労省内で
開催され、今後の歯科保健医療の需要を踏まえたあるべき歯科保健医療の提供
体制(いわゆる「歯科保健医療ビジョン」)を取りまとめていく方向性を確認
した。医師・看護師の需給に関しては、新たな医療の在り方を踏まえた医師・
看護師等の働き方ビジョン検討会が本年4月に報告書を取りまとめており、こ
れを待って半年ぶりに歯科の議論が再開された。
 本検討会ではこれまで、主に歯科医師の需給問題を中心に議論を重ねてき
た。ビジョンの取りまとめに向けた主な検討課題としては、「今後の歯科保健
医療の需要」では▽各ライフステージ(小児、成人、高齢者)における需要▽
各医療提供施設(歯科診療所、病院、居宅等)における需要―が挙げられ、ま
た、「あるべき歯科保健医療の提供」では▽地域包括ケアシステムにおける歯
科医療機関(歯科診療所、病院歯科)の役割▽かかりつけ歯科医の役割・機能
▽具体的な医科歯科連携方策や歯科疾患予防策―が示された。
 今後は、これまでの議論に加え、今回の課題を中心に、「歯科保健医療ビ
ジョン」を本年秋頃に中間報告として取りまとめた上で、来年度を目途に需給
の再推計を行う予定としている。

 ・第4回歯科医師の資質向上等に関する検討会資料(厚労省HP)
  http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000165550.html

■受動喫煙のない社会を目指して
 厚労省が「世界禁煙デー記念イベント」開催

 世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」の記念イベント(主催:厚
労省、共催:日歯他)が5月31日、「2020年、受動喫煙のない社会を目指して
~たばこの煙から子ども達をまもろう~」をテーマに都内のスタジオで開催さ
れ、レスリング選手兼女子日本代表コーチの吉田沙保里さんと、歌手でいきい
き健康大使の平原綾香さんがゲストとして登場し、二人は「これからもたばこ
や受動喫煙の危険性を広く訴えていきたい」と受動喫煙のない社会の実現に向
けて意気込みを語った。
 イベントでは、サプライズ演出で巨大たばこが出現し、霊長類最強女子とい
われる吉田さんが渾身のタックルを披露した。
 WHOの最新の試算では、世界全体でたばこが原因で死亡する人は年間700万人
で、医療費の負担や生産性の低下など経済的な損失は年間155兆円に上る。ま
た、厚労省は国内では、受動喫煙が原因で年間1万5千人が死亡していると推計
している。
 毎年5月31日は「世界禁煙デー」。厚労省は喫煙や受動喫煙による健康への
悪影響から人々を守ることを目的に、今年は5月31日~6月6日までの1週間を
「禁煙週間」として定め普及啓発活動を行っている。

 ・2017年世界禁煙デーについて(厚労省HP)
  http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000162438.html

■歯科診療所6万8913施設、前月比39施設増
 ―医療施設動態調査 平成29年3月末概数

 医療施設動態調査の平成29年3月末概数が5月25日、厚労省より発表され、歯
科診療所は前月から39施設増の6万8913施設、病床数は増減なしの66床であっ
た。
 また、歯科診療所の主な開設者別施設数は、個人が4施設減の5万4658施設
で、医療法人が44施設増の1万3639施設であった。

 ・医療施設動態調査(平成29年3月末概数)(厚労省HP)
  http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m17/is1703.html

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