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日歯メルマガ新執行部の会務執行方針 - 津曲

2017/07/17 (Mon) 12:29:59

日歯メルマガ新執行部の会務執行方針

■新執行部の会務執行方針
 日本歯科医師会会長 堀 憲郎

 去る6月16日の第1回理事会から、新しい日歯執行部が発足した。また7月1日
付で事務局の人事異動を行い、所管業務の確認と引き継ぎを終えて、順調に新
体制での会務執行が図られている。6月末には全役員に対し、新しい日歯執行部
の会務執行方針、課題等について会長講演を行い、認識の共有を図ったところ
である。
 前執行部で掲げて取り組んだいわゆる日歯28課題は、改めて25課題程度に整
理して、取り組みを進めていく。これらの課題は「超高齢社会における新しい
歯科医療提供体制の確立」「日歯の組織強化」「歯科医療従事者の環境の充実
と向上」の3つの柱に集約させているが、前期同様「スピード感をもって」「目
に見える形で」会務を進めたい。また、新執行部ではさらに「改革マインド」
「柔軟性」「創意工夫」を会務のキーワードとすることを確認している。
 10年以上にわたる歯科界が一丸となった努力により、近年、歯科医療や口腔
健康管理への国民の理解と期待が飛躍的に高まっている。その期待に応える歯
科医療政策を、オールデンタルで展開していきたい。

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◆2◇ JDAウィークリー ◇◆◇◆
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■知って得する健康寿命の話~全身に影響する歯周病!医科歯科最前線~
 ―第23回口腔保健シンポジウム

 世界口腔保健学術大会記念「第23回口腔保健シンポジウム」(主催:日歯、
協賛:サンスター株式会社)が7月8日、「知って得する健康寿命の話~全身に
影響する歯周病!医科歯科最前線~」のテーマの下、449名の参加を得て都内の
よみうり大手町ホールで開催された。
 シンポジウムの冒頭、柳川忠廣副会長が挨拶に立ち、「8020運動」「オーラ
ルフレイル」などの取り組みを紹介するとともに、歯と口の健康が全身の健康
の保持・増進に寄与していることなどを説明した。
 講演Iでは、生活習慣病、健康寿命に関わる医科の立場から、益崎裕章・琉球
大学大学院内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)教授が「あなた
の脂肪を希望に変えるヒント」と題して、肥満の歴史やそのメカニズムを解説
するとともに、腸内環境と全身との関係について説明。その上で、「ダイエッ
トとは減量ではなく、食べること。「食」という字は「人」を「良」くすると
表すものであり、身体にとって良いものを積極的に摂って健康長寿を達成し、
健やかに生活してほしい」と呼びかけた。
 講演IIでは、口腔衛生、予防歯科学に関わる歯科の立場から、西村英紀・九
州大学大学院歯学研究院副研究院長・教授が「よく噛んで食べて健康長寿」と
題して、歯周病と糖尿病の不思議な関係を、栄養状態と免疫力等を取り上げて
解説。よく噛み味わって食べるほど、インスリンがよく出て糖分が効果的に筋
肉に取り込まれることから、「壮年期では、定期的な歯科治療によって体内の
過剰な炎症を抑えることが重要。高齢者などでは可能な限り栄養の経口摂取を
サポートすることが、筋力低下の予防に役立つ」などと説いた。
 お口のセルフケア実践講座では、田野ルミ・埼玉県立大学保健医療福祉学部
講師が実用的なセルフケアを解説した。
 アナウンサーの渡辺真理氏をゲストに迎えて行ったミニトーク「愉しく話
す!おいしく食べる!健康とオーラルケア」では、渡辺氏が口腔内環境の重要
性などの歯に関する自身のエピソードを披露した。
 引き続き行われたパネルディスカッションでは、コーディネーターに南砂・
読売新聞東京本社常務取締役調査研究本部長を迎えて、益崎氏、西村氏、渡辺
氏が「知って得する健康寿命の話」をテーマに活発に意見交換した。
 なお、本シンポジウムの模様は、7月29日付読売新聞全国版朝刊に掲載予定の
他、日歯HP( http://www.jda.or.jp/ )の「シンポジウム動画」コーナーで配
信する予定。

 ・プレスリリース・活動報告(日歯HP)
  http://www.jda.or.jp/jda/release/170714.html

■歯科用貴金属価格、10月に2品目を改定
 ―中医協総会

 中医協総会が7月12日、厚労省内で開催され、歯科用貴金属価格の随時改定に
ついて協議し、2品目の告示価格を今年10月から改定することを了承した。
 今回の改定では、「歯科鋳造用金銀パラジウム合金(金12%以上JIS適合
品)」を1279円から1414円に、「歯科非鋳造用金銀パラジウム合金 板状(金
12%以上JIS適合品)」を1186円から1350円に、それぞれ告示価格を改める。
 歯科用貴金属価格は平成22年4月より、素材(金、パラジウム、銀)価格の変
動幅がその時点の告示価格の±5%を超えた場合に、診療報酬改定時以外に6カ
月ごとに見直しを行っている。

 ・第356回中央社会保険医療協議会総会(厚労省HP)
  http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000170684.html

■新たな選定療養への追加意見 歯科は19件
 厚労省が公募結果を報告
 ―中医協総会

 中医協総会が7月5日、厚労省内で開催され、厚労省は「選定療養に導入すべ
き事例等に関する提案・意見募集」の結果を報告した。寄せられた意見のう
ち、新たな選定療養の追加に係る提案は56件(歯科:19件、医科:27件、その
他:10件)で、既存の選定療養の見直しに係る提案は26件だった。
 意見は、厚労省のHPで3月15日から4月14日まで、関係の学会や団体からは3月
15日から5月19日までの期間で募集した。
 今後は、厚労省で内容の整理・検討を進め、必要に応じて中医協で議論する
予定。
 個人、学会や団体からの「新たな選定療養の追加に係る提案」(歯科関係)
は資料(厚労省HP)を参照のこと。

 ・第355回中央社会保険医療協議会総会(厚労省HP)
  http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000169792.html

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