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社)新日歯自由ニュース専用掲示板

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日歯メルマガ - 津曲

2017/08/21 (Mon) 11:19:23

日歯メルマガ
■受動喫煙防止対策を強化・実現するための署名活動について
 日本歯科医師会専務理事 村岡宜明

 今まで日歯は受動喫煙防止対策について、日医、日本医学会、日本歯科医学
会並びに禁煙推進学術ネットワークとともに積極的に取り組んできた。昨年11
月には、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会関係府省庁連絡
会議」の下に設置された、「受動喫煙防止対策強化検討チームWG」の公開ヒア
リングの場で受動喫煙防止対策強化の必要性を訴えた。今年3月には日歯の理事
会において、改めて厚労省の国民をタバコの健康被害から守る立場から受動喫
煙防止対策強化の方向性を確認し、4月には国民歯科問題議員連盟の尾辻秀久会
長に要望書を日歯連盟と連記で提出し、対策強化の推進を求めてきた。
 このような経緯の中で今回、日医より受動喫煙防止対策を強化・実現するた
めの署名への協力依頼があり、日歯は都道府県歯宛てに同署名活動の協力を依
頼した次第である。
 都道府県歯の強力なご支援と会員の多大なご協力を賜り、署名の数は20万445
人に上り、医療関係4団体(医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会)の合計
では260万余が集まった。8月9日、4団体の会長が合同で記者会見を開き、改め
て受動喫煙防止対策強化を訴え、翌日には「例外規定のない受動喫煙防止対策
の強化・実現について」の要望書を加藤勝信厚労大臣に提出した。
 今後も日歯は受動喫煙防止を推進していく所存である。

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◆2◇ JDAウィークリー ◇◆◇◆
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■屋内全面禁煙に署名260万人強
 四師会が会見し法案の早期提出を要望

 日歯、日医、日薬、日看協の四師会は8月9日、厚労省内で記者会見し、受動
喫煙対策を強化するよう要望する264万3023人分の署名を集めたことを発表し
た。
 この席で堀憲郎日歯会長は「平成17年の日歯の禁煙宣言以来、歯科界は一貫
して適切な対応をとるよう求めてきた」などと説明した上で、「我が国は公的
医療保険制度を世界に冠たる国民皆保険に成熟させ、世界一の長寿国になる一
方で、受動喫煙や禁煙に関しては国際水準から大きく遅れている。世界レベル
から見て恥ずかしくない措置を講じた上で、来るべき2020年の東京オリンピッ
ク・パラリンピックを迎えたい。医療団体が一致団結して集めた署名が実を結
ぶように願っている」と述べ、法案の早期提出に期待を込めた。
 署名運動は各団体の協力の下で、今年5月中旬から7月上旬にかけて実施し
た。

■例外ない受動喫煙防止対策を
 四師会が加藤厚労大臣に要望書提出

 日歯など四師会は8月10日、厚労省を訪問し、例外規定のない受動喫煙防止対
策の強化・実現を求める要望書を加藤勝信厚労大臣に提出した。(要望書全文
は日歯HPを参照)
 堀憲郎日歯会長は「喫煙や受動喫煙が口腔の軟組織、特に歯周病の発症と重
症化に悪影響を及ぼすことは、多くのエビデンスから明らか」と対策強化を訴
えた。
 要望を受けて加藤厚労大臣は、望まない受動喫煙を防止するべく国会への法
案提出に向けて取り組む考えを示した。

 ・プレスリリース・活動報告(日歯HP)
 http://www.jda.or.jp/jda/release/170810-01.html

■加藤厚労相が日歯を訪問
 「歯科の活躍に向けた環境整備を」

 8月3日に発足した第3次安倍晋三第3次改造内閣で厚労大臣に就任した加藤勝
信衆院議員(自民党、岡山5区、61歳)が7日、就任挨拶のため日歯を訪問し
た。応対した堀憲郎会長は、新大臣へのお祝いと期待の言葉を述べた上で、平
成30年度の同時改定が国民のための安心・安全な医療と介護の確保につながる
改定となるよう理解を求めた。
 また、改定に関連する細かな問題は別とした上で、「骨太の方針2017」に歯
科医療の充実や健診事業の推進が明記されたことを踏まえて、▽全国民的な皆
健診体制の構築▽地域の病院への歯科医師の配置の推進▽歯科口腔保健推進室
の省令室への昇格―などの歯科界の重要課題を説明。その上で、歯科界として
は超高齢社会では単に長寿だけではなく、食べる、話す、笑うといった人間の
尊厳を最期まで全うすることを目指すという明確な方向性をもっており、そこ
において、歯科医療提供者として新しい大きな役割を果たすと述べるととも
に、その目標達成に向けて、政策提言していく姿勢を示した。
 加藤大臣は国民の意識が高まりつつある「予防」について言及。健康寿命を
延伸し、元気で豊かな老後を送るためには「予防」が重要であり、その推進に
向けては、「歯科医師が活躍できる環境の整備が課題」との考えを示した。加
えて、診療報酬改定の対応を含めて、日歯と連携を図りながら取り組みを進め
ていくとした。
 7日の午後には副大臣・政務官人事が閣議決定され、厚労副大臣には高木美智
代衆院議員(公明党、比例東京、64歳)と牧原秀樹衆院議員(自民党、比例北
関東、46歳)が、同大臣政務官には田畑裕明衆院議員(自民党、富山1区、44
歳)と大沼みずほ参院議員(自民党、山形選挙区、38歳)が就任した。

■平成30年度診療報酬改定
 「第1ラウンド」の議論を整理
 ―中医協総会

 中医協総会が8月9日、厚労省内で開催され、平成30年度診療報酬改定につい
ての一巡目の議論(第1ラウンド)が終了したことを受けて、厚労省はこれまで
の検討内容を整理し「第1ラウンドの概要」として報告した。
 厚労省が取りまとめた概要は、昨年12月14日から今年7月26日までに検討して
きた「入院医療」「在宅医療」「外来医療」「横断的事項(かかりつけ医機
能、診療報酬に係る事務の効率化・合理化及び診療報酬の情報の利活用等を見
据えた対応)」「歯科医療」「調剤報酬」についての主な議論と論点。
 特に5月31日に議論した「歯科医療」については、▽地域包括ケアシステムの
構築を推進する上で、かかりつけ歯科医機能やチーム医療の推進等の観点から
医科歯科連携▽患者にとって安全で安心でき、より質の高い適切な歯科医療を
提供できるよう、患者像の変化や多様性も踏まえ、口腔機能の評価・管理や、
口腔疾患の重症化予防や生活の質に配慮した歯科医療の提供のあり方―等の視
点で検討した。
 今後、本格化する第2ラウンドの議論では、今回の整理を踏まえて、個別の課
題に踏み込んだ検討を行う予定。

 ・第358回中央社会保険医療協議会総会(厚労省HP)
  http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000174099.htmlhttps://www.facebook.com/auticon236

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