日歯メルマガシカ医のうた～その先にある笑顔を守りたい。 - 津曲

2017/10/02 (Mon) 11:04:08

■シカ医のうた～その先にある笑顔を守りたい。～
　日歯HP・WEBムービーを公開

　日歯はこのほど、WEBムービー『シカ医のうた～その先にある笑顔を守りた
い。～』を制作しました。
　主人公は謎の「シカ医」。歯が健康でないと食べ物を美味しく食べられな
かったり、スポーツなどで踏ん張る時に無意識に歯を食いしばっていたり、歯
がきれいなことで笑顔にも自信が持てたり…。歯科医師が「歯や口」の健康を
守ることで人々の充実した生活を支えている、そうした歯科医師の活動や想い
を歌に込めてお届けします。是非ご覧ください。

　・シカ医のうた ～その先にある笑顔を守りたい。～（日歯HP）
　　https://www.jda.or.jp/shikainouta/

■【改訂版】歯科点数早見表をメンバーズルームに掲載

　平成29年10月1日より実施の歯科用貴金属価格の随時改定に伴い、社会保険
歯科診療報酬点数早見表を改訂しました。改訂早見表は日歯HP「メンバーズ
ルーム」（ http://www.jda.or.jp/member/ ）に掲載しています。

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◆2◇ コラム＜テイク・オフ＞ ◇◆◇◆
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■第105回FDIマドリード大会を終えて
　日本歯科医師会学術、国際渉外、学会担当常務理事　小林慶太

　私が初めてFDIに関わったのは、1983年の第71回FDI東京大会である。当時、
大学の医局から運営を手伝いに行き、世界中から多くの歯科医師が集うその規
模に圧倒された記憶がある。
　代表としての初参加は、2010年の第98回サルヴァドール（ブラジル）大会。
会議に出席して感じたことは、歯科医療先進国とそうでない国の医療格差であ
る。そして、それを補うべくリーダーシップを発揮するアメリカ、ドイツ、フ
ランス、日本の役割の重要性であった。現在においては、高齢者に関する歯科
医療という新たな課題も加わり、その役割はますます重要になっている。
　今年の第105回FDIマドリード大会にも、日歯代表団は多くの課題をもって参
加した。中でも特に重要な課題は、井上孝FDI理事の任期満了に伴う選挙での
再選と、ベトナム口腔顎顔面協会との協力関係構築のための初会談であった。
　井上FDI理事については、任期中の実績が評価され、見事に再選を果たし
た。日本のプレゼンスを発揮するためにも理事者の存在は重要であり、大きな
成果といえる。
　ベトナム口腔顎顔面協会との会談は、ベトナムから日歯への支援要請につい
て協議すべく初めて実現した。現在、国際戦略検討ボードで検討中の「アジア
を中心とした今後の国際関係事業」に関連し、新たな国際渉外のスタートとな
る意義のある会談であった。
　これまで代表として参加した7回の中でも、今大会は、大変意義のある会談
と多くの実績を上げることができたと感じている。担当常務理事として、代表
団のご尽力に深甚なる感謝の意を表したい。

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◆3◇ JDAウィークリー ◇◆◇◆
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■第2次堀執行部の門出祝い700名超が集う
　―役員就任披露パーティー

　日本歯科医師会役員就任披露パーティーが9月14日、第186回臨時代議員会終
了後に都内のホテルニューオータニで開催され、本年6月の第185回定時代議員
会で選任された第2次堀執行部が披露された。パーティーには、関係各界から
700名を超える出席者があり、執行部に対する激励と歯科医療への期待の声が
寄せられた。
　挨拶に立った堀憲郎会長は、来賓・参会者への謝意を示すとともに、「日歯
114年の歴史を胸に刻み、決意を新たに会務執行に当たりたい」と2期目の意気
込みを表明した。さらに執行部が一丸となって、四師会を始めとする関係団体
と連携を強化しつつ、国民のための歯科医療、口腔健康管理の充実に努めてい
く姿勢を示した。
　また、急激な少子高齢化等により、我が国の公的医療保険制度が存続の危機
にあることについて触れ、歯科界での危機克服の議論の中で、超高齢社会では
単に長く生きることを目指すのではなく、「食べる」「話す」「笑う」など、
日常生活の基本的機能を人生の最期まで全うすることを目指すべきであり、そ
こに歯科医療提供者としての責任を果たすという明確な目標を持っていると説
明。その上で、日歯がこの10年行ってきた発信等が、ようやく国民に理解さ
れ、期待されているとの認識を示し、それに応える決意を述べた。

■診療報酬改定の基本方針
　厚労省が検討の方向性示す
　―社保審・医療部会

　社会保障審議会の医療部会が9月15日、都内の三田共用会議所で開催され、
厚労省は平成30年度診療報酬改定の基本方針として、改定に当たっての3つの
基本認識及び4つの基本的な視点と具体的な検討の方向性を示した。基本方針
は医療部会と医療保険部会の両方で検討を行い、12月上旬までに取りまとめる
予定。
　厚労省は30年度改定の基本方針の検討に関して、6年に一度の介護報酬との
同時改定であることや、2025年以降も見据えた「地域包括ケアシステム」の構
築のための重要な節目で、医療・介護の役割分担と連携が重要なテーマである
ことなどを説明。その上で、過去の改定対応を踏まえて同様に検討を進めてい
く考えを示した。
　改定に当たっての基本認識の例として、▽健康寿命の延伸、人生100年時代
を見据えた社会の実現▽どこに住んでいても適切な医療・介護を安心して受け
られる社会の実現（地域包括ケアシステムの構築）▽医療・介護現場の新たな
働き方の実現、制度に対する納得感の向上―の3つを提示した。
　また、「地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関す
る視点」「新しいニーズにも対応できる安心・安全で質の高い医療を実現・充
実する視点」「医療従事者の負担を軽減し、働き方改革を推進する視点」「効
率化・適正化を通じて制度の安定性・持続可能性を高める視点」の4つの基本
的な視点と、各視点の具体的方向性の例を示した。

　・第53回社会保障審議会医療部会（厚労省HP）
　　http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000177698.html

■昨年度の医療費14年ぶりに減少
　歯科は2兆8746億円に増加
　―平成28年度医療費の動向

　平成28年度の医療費の動向（概算医療費）が9月15日、厚労省より公表さ
れ、歯科医療費は過去最高を記録した平成27年度の2兆8329億円を上回る2兆
8746億円となり、417億円、1.5％増加した（稼働日数補正後1.2％増）。構成
割合も6.8％から7.0％に上がった。1日当たりの歯科医療費は6889円で、136
円、2.0％増加。受診延日数は4億1725万日で223万日、0.5％減少した。
　医科・歯科・調剤を含めた医療費総額は41兆2865億円で、1762億円、0.4％
減少し（稼働日数補正後も変わらず）、平成14年度以来、14年ぶりに減少に転
じた。

　・「平成28年度　医療費の動向」について（厚労省HP）
　　http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177608.html

■歯科検診受診者は52.9％
　―平成28年国民健康・栄養調査

　平成28年国民健康・栄養調査結果の概要が9月21日、厚労省より公表され、
過去1年間に歯科検診を受けた者の割合が52.9％であることが明らかになっ
た。平成24年に行われた前回調査から5.1ポイント増加した。

　・平成28年「国民健康・栄養調査」の結果（厚労省HP）
　　http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189.html

■歯科医師8人を行政処分

　厚労省は9月21日、医師13人、歯科医師8人に対する行政処分を発表した。10
月5日発効。
　歯科医師の行政処分の内容は次の通り。
【歯科医業停止】
・3年＝1人（詐欺）
・1年6月＝1人（大麻取締法違反）
・3月＝6人（診療報酬不正請求など）